『守ってあげたい』歌詞はこちらから!
作詞 松任谷由実
作曲 松任谷由実
唄 松任谷由実
「守ってあげたい」は1981年、映画『ねらわれた学園』主題歌として書き下ろされた。
TBS系「第1回日本作曲大賞」で大賞受賞。
TBS系『ザ・ベストテン』にも「水の中のASIAへ」ツアーの衣装で1度だけ出演した。
1983年、原田知世がカバー。
1998年、ミノルタ「α-sweet」CMソング」。
1998年、三菱自動車「新型ミニカ&トッポBJ」CMソング。
その他色々・・・逸話があるが省略。
この歌も、衝撃的でしたね。
もう何度も聴いているので、歌詞など見なくても浮かんできますね。
いきなりイントロなしで英語からゆっくりしたテンポで入ってきますが、
0:23辺りからテンポアップして、歌につながっていきます。
歌詞もメロディも声も、何も言うことありません。
「守ってあげたい」、その心が「愛」なんだと思います。
でも、私は「無力」で・・・。
この年になって(正確には昨年)人間には、
「どうしようにもどうにもならない領域」があることを実感せざるを得ませんでした。
「ポジティブ」なんて言葉に踊らされて、「プラス思考」で生きていけば、
「幸せ」は掴めるものだと信じていました。
しかし、現実は違っていました・・・。
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「思うがままにならないことを、
思うがままにしようとしてはいけません。
(中略)
思うがままにならないということをはっきりさせる。
それが仏教の『あきらめ』です。
ですから、これを『明らめ』と表記したほうが
いいかもしれません。
まずは、それが人間の思うがままになることか、ならないことか、
それを「明らかにしなさい」と、
仏教はわれわれに忠告しています。
(「いいかげん」のすすめ・「ひろさちや」より)」
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「あなたを苦しめるすべてのことから、守ってあげたい」
「守ってあげたい」のは山々です。
でも、「守ってあげられないもの」もある・・・。
(以下追記)8/2(火) 10:41
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PHP8月号・もう1度がんばれる!こころの立てなおし方
P28の特集「結果が保証されなくても」岸本葉子(エッセイスト)より
あるとき本を読んでいました。頼藤和寛さんの『人みな骨になるならば』。
中にこんなくだりがありました。「無駄と知りつつ何かに熱心に取り組む
ことができるかどうかが、われわれの人生の質を決めることになる。」
そうだった、こうすれば望む結果が得られると保証があってはじめた
のではない。望む結果が得られなくともできるだけのことをした、
せいいっぱい生きたと、後悔がなくてすむよう、今の現在の自分の気も
すむよう、こうしている。その出発点を忘れずにいよう。
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「守ってあげたい」からだいぶ逸れてしまいました。
再度私は書きます。
「あなたを苦しめるすべてのことから、守ってあげたい」
「守ってあげたい」のは山々です。
でも、「守ってあげられないもの」もある・・・。
それでも、「望む結果が得られなくても、出来るだけのことはしてあげたい。」
そして、「今、出来ることを無駄だと分かっていても熱心に取り組んでいる。」
「自分に満足できない自分でいてはいけない。」今は、そう思っています。